初心に戻ろうという気分。今年は健康や身体の勉強を始めて20年目を迎えます。20年前の春。将来はスポーツトレーナーになりたくてスポーツ系の短大へ進学しました。でも、入学して間もない春。先輩から「ここにいてもスポーツ選手と関わるようなトレーナーにはなれないよ」と入学して早々に言われ、プチンっと糸がきれて遊びほうけていました。今となってはそんな言葉に惑わされず「もっと勉強していればよかった」という気持ちでいっぱいですが

卒業後はフィットネストレーナーになりました。学生の頃いわれた言葉とは裏腹にスポーツの世界で活躍する方とも関わることができたトレーナー。だけど、その頃は女性のトレーナーは甘くみられる感じもあり。負けたくない私は130kg以上のベンチプレスを上げるような方に数年ついて学んだり、毎日、誰かと腹筋競争したりとめちゃくちゃ身体を鍛えてた。

そんなある日。職場で「一日中、籠の中にいる鳥みたいな生活をして満足なのか」と問われ。それまでは何とも思っていなかったけれど、外の世界を覗いてみたいと思うきっかけになった。エアロを取得し、健康運動指導士をとり、福岡と熊本の半々で活動しフリーに転身。そんなある日、とあるスポーツクラブの支配人に「将来、全国いろんなところに行って運動指導とかしたいんです」って話していたら、「こんなところにいてもダメだよ」と。

そうです。25歳頃かな。人生2度目の「ここでは（今のままでは）ダメだ」ですそれからもめっちゃ頑張りました。何をどうしたら籠の外で飛べる鳥になるんだろうって。その後、いろいろと沢山のことがあり、、、今に至ります。

振り返るとあの2度言われた言葉は私の原動力になり、今のピラティスという仕事を導いてくれ、やりたかったことを叶えることができました。スポーツとも関わることもできたり、女性でも信頼してもらえ、東京でも活動することができ、鳥は籠から外に飛べることができた。

あと2年でKiraruは10周年。そして偶然にも私は社会人20年目になります。これからの2年を大切に、初心を忘れずに学び、こころ新に頑張ります　 SATOKO